紀勝長(読み)きの かつなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀勝長」の解説

紀勝長 きの-かつなが

754-806 平安時代前期の公卿(くぎょう)。
天平勝宝(てんぴょうしょうほう)6年生まれ。紀船守(ふなもり)の子。延暦(えんりゃく)4年近江守(おうみのかみ)。5年蝦夷(えみし)攻めに際して東山道兵器を調査する。兵部大輔(たいふ),造東大寺司長官などをへて,15年参議,25年中納言にすすむ。従三位。射礼(じゃらい)の容儀を子の興道(おきみち)につたえた。大同(だいどう)元年10月3日死去。53歳。初名は梶長。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android