デジタル大辞泉
「羈束」の意味・読み・例文・類語
き‐そく【×羈束】
[名](スル)つなぎしばること。自由を束縛すること。拘束。
「人世に―せられんことは」〈藤村・春〉
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き‐そく【羈束】
〘名〙 (「羈」はたづなの意) しばりつけること。自由を束縛すること。自由な
裁量や
処置を許さないこと。拘束。
羈絆(きはん)。
※
本朝無題詩(1162‐64頃)一・暮春長秋亜相山庄尚歯会詩〈
藤原敦光〉「孫子扶持空倚
レ杖、官班羈束未
レ懸
レ車」
※
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八「
他人に強逼覊束(〈注〉シバラレル)せらるべきの理なし」 〔
後漢書‐張升伝注〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「羈束」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報