人世(読み)ジンセイ

デジタル大辞泉 「人世」の意味・読み・例文・類語

じん‐せい【人世】

人間の生きていく世の中。世間
[類語]世界世間世の中天下江湖こうこ社会実社会世上世俗俗世人間じんかん俗間民間巷間こうかんちまた市井しせい浮き世娑婆しゃば塵界じんかい人中浮き世一般

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精選版 日本国語大辞典 「人世」の意味・読み・例文・類語

じん‐せい【人世】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人の世の中。世間。浮世。この世。現世。
    1. [初出の実例]「毎人世之無常。彌知生死之有一レ限」(出典江都督納言願文集(平安後)二・前女御道子九条堂供養願文)
    2. 「儞(なんじ)も人世(ジンセイ)にて見聞(けんもん)すべし」(出典:読本英草紙(1749)三)
    3. [その他の文献]〔韓愈‐祭十二郎文〕
  3. じんせい(人生)

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普及版 字通 「人世」の読み・字形・画数・意味

【人世】じんせい

人の世。唐・劉禹錫〔西塞山懐古〕詩 人世回か、事を傷(かなし)む 山形に依りて、江に枕(のぞ)む

字通「人」の項目を見る

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