デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「義空(1)」の解説 義空(1) ぎくう ?-? 唐(とう)(中国)の僧。嵯峨(さが)天皇の皇后橘嘉智子(たちばなの-かちこ)が禅僧をまねくため唐につかわした慧萼(えがく)にともなわれて承和(じょうわ)14年(847)来日,日本にはじめて南宗禅をつたえる。京都東寺西院に滞在したのち,嘉智子が創建した山城(京都府)檀林寺の開山(かいさん)となる。数年後に帰国。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例