精選版 日本国語大辞典 「蓑笠・簑笠」の意味・読み・例文・類語 さ‐りつ【蓑笠・簑笠】 〘名〙 (「りつ」は「笠」の慣用音) みのとかさ。雨雪をしのぐために、蓑をまとい、笠をかぶること。さりゅう。※了幻集(1392頃)釣月軒「底事風前簑笠翁。夜深酔入二蘆花雪一」 〔柳宗元‐江雪詩〕 さ‐りゅう ‥リフ【蓑笠・簑笠】 〘名〙 =さりつ(蓑笠)※東京の三十年(1917)〈田山花袋〉出発の軍隊(日清戦争)「私は一簑笠(サリフ)、一草鞋で、浜街道を水戸から仙台の方へと行った」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報