デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原元利万侶」の解説
藤原元利万侶 ふじわらの-げんりまろ
式家藤原種継(たねつぐ)の孫。天安2年(858)唐(中国)から帰国した円珍を右大臣藤原良相(よしみ)の使者として慰問する。次侍従,右少弁をへて,大宰少弐(だざいのしょうに)となる。貞観(じょうがん)12年(870)新羅(しらぎ)国王と通じて謀反を計画しているとの密告により捕らえられた(真相は不明)。名は「もりまろ」ともよむ。
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