討滅(読み)トウメツ

デジタル大辞泉 「討滅」の意味・読み・例文・類語

とう‐めつ〔タウ‐〕【討滅】

[名](スル)うちほろぼすこと。「賊軍討滅する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「討滅」の意味・読み・例文・類語

うち‐ほろぼ・す【討滅】

〘他サ五(四)〙 攻撃して滅亡させる。攻め滅ぼす。
書紀(720)欽明五年一一月(寛文版訓)「強敵殲撲(ウチホロボサむとなり)
平家(13C前)二「官軍みなうちほろぼさる」

とう‐めつ タウ‥【討滅】

〘名〙 うちほろぼすこと。
将門記(940頃か)「将門本意に非ずと雖も一国を討滅せり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「討滅」の読み・字形・画数・意味

【討滅】とう(たう)めつ

うち滅ぼす。〔後漢書太伝〕()卓ばず。~業(太)懼れ、乃ち詞(きし)して(あらた)め對へて曰く、~今、國の正を秉(と)り、宦豎(くわんじゆ)(宦官)を討滅せば、忠義克(よ)く立たんと。

字通「討」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android