精選版 日本国語大辞典 「論詰」の意味・読み・例文・類語 ろんじ‐つ・める【論詰】 〘他マ下一〙① きびしく論じて相手が何も言えないようにする。※史記抄(1477)五「しかと秦に当て論しつめたぞ」② 論じて結論を出す。徹底的に論じる。※殿村篠斎宛馬琴書簡‐文政五年(1822)閏一月一日「去年二月比呈し候こぢつけの議論は、もはや事済候なごり故、貴答に不及趣、御尤に奉存候。論しつめて益なき事に奉存候」 ろん‐きつ【論詰】 〘名〙 論じつめること。言いこめること。※東京朝日新聞‐明治三九年(1906)五月二〇日「女史は病を推して東奔西走し、説破論詰、遂に本願寺より慰問使を派遣する事となり」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報