精選版 日本国語大辞典 「谷・渓・谿」の意味・読み・例文・類語
たに【谷・渓・谿】
〘名〙
※枕(10C終)四一「山鳥、友を恋ひて〈略〉谷へだてたる程など、心ぐるし」
③ 同じ世界に住む仲間。連中。社中。
※浮世草子・当世芝居気質(1777)一「たがひに喰合ひそしりあふが此谷(タニ)のならはせなり」
⑤ (山に対して) 学生仲間で、試験に出そうもない部分をいう語。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報