豊後風土記（読み）ブンゴフドキ

デジタル大辞泉「豊後風土記」の意味・読み・例文・類語

ぶんごふどき【豊後風土記】

奈良時代の豊後国の地誌。1巻。和銅6年（713）の詔により撰進された風土記の一。抄出本のみ現存。豊後国風土記。

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精選版日本国語大辞典「豊後風土記」の意味・読み・例文・類語

ぶんごふどき【豊後風土記】

奈良時代の地方誌。和銅六年（七一三）の中央官命に基づき、天平四年（七三二）以降天平一一年以前に、大宰府の指令により編述された豊後国の地誌。肥前風土記と体裁が同じ。現存本は首巻と各郡首は整っているが、各郡の記事は不完備。常陸風土記と編集方針が相通じ、藤原宇合(うまかい)が参与していると考えられている。

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