豊沢広助(初代)(読み)とよざわ ひろすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊沢広助(初代)」の解説

豊沢広助(初代) とよざわ-ひろすけ

1777-1824 江戸時代後期の浄瑠璃(じょうるり)三味線方
安永6年生まれ。豊沢派の祖。義太夫節の2代竹沢弥七(やしち)の弟子。竹沢源吉,仙左衛門,2代権右衛門をへて文化5年3代弥七を襲名。8年豊沢広助を名のる。2代竹本土佐太夫(播磨大掾(はりまのだいじょう))の相方をつとめ,大立者として活躍。文政7年閏(うるう)8月16日死去。48歳。享年に49歳説もある。大坂出身。通称は傘屋。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例