足柄山地(読み)あしがらさんち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「足柄山地」の意味・わかりやすい解説

足柄山地
あしがらさんち

神奈川県静岡県の境にある山地箱根山の外輪山北端にある金時山 (1212m) から北方に酒匂 (さかわ) 川の谷まで続く。最高峰は金時山で,ほかに矢倉岳 (870m) などがある。坂田公時が生れ育った地との伝説で知られる。中央足柄峠があり,金時山までハイキングコースがある。古くは峠付近を足柄山と呼んだ。

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世界大百科事典(旧版)内の足柄山地の言及

【丹沢山地】より

…また,標高800~1000mの稜線には平たん面もみられる。前山は標高400~500mの低山で,南の足柄山地,東部の中津山地,北部の道志(どうし)山地に分けられる。 山地の全域が温帯性の樹種におおわれ,主稜部はブナ,標高700~800m以上はモミ,ツガが多く,以下は杉,ヒノキの人工林となる。…

※「足柄山地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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