金紗(読み)キンシャ

デジタル大辞泉 「金紗」の意味・読み・例文・類語

きん‐しゃ【金×紗/錦×紗】

紗の地に金糸などを織り込んで模様を表した絹織物
金紗縮緬ちりめん」の略。
金紗御召おめし」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「金紗」の意味・わかりやすい解説

金紗
きんしゃ

を地組織に使った金襴繊維は絹。経,緯に練り絹糸,緯糸に金糸や色糸などの紋様糸を使い,2本の経糸が緯糸1本ごとにもじり目をつくるパイル織搦織 (からみおり) を地に,金切箔や金糸などで紋様を織り出したもの。用途は夏用袈裟 (けさ) 地。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android