阪東寿三郎(3代)(読み)ばんどう じゅさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阪東寿三郎(3代)」の解説

阪東寿三郎(3代) ばんどう-じゅさぶろう

1886-1954 明治-昭和時代の歌舞伎役者
明治19年12月10日生まれ。2代阪東寿三郎の長男。大正元年3代を襲名新劇運動にもくわわり劇団第一劇場を主宰。戦後,3代市川寿海と関西歌舞伎界に「双寿時代」をつくる。時代物,新歌舞伎立役(たちやく)を得意とした。昭和29年芸術院賞。昭和29年9月24日死去。67歳。大阪出身。本名与三郎俳名菊翠屋号は豊田屋。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android