デジタル大辞泉 「新劇運動」の意味・読み・例文・類語 しんげき‐うんどう【新劇運動】 日本に近代的な演劇を確立しようとする運動。坪内逍遥つぼうちしょうよう・島村抱月・小山内薫おさないかおるらによって明治末期に起こり、多様に展開して現在に至る。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「新劇運動」の意味・読み・例文・類語 しんげき‐うんどう【新劇運動】 〘 名詞 〙 明治末期以降、近代的な演劇を日本に確立しようとした運動。坪内逍遙・島村抱月・小山内薫などによる翻訳劇・創作劇の上演、土方与志らの築地小劇場の創設、昭和初期の思想弾圧による日本プロレタリア演劇同盟(プロット)の解散、築地座・文学座による芸術路線の推進、第二次世界大戦後の勤労者による鑑賞組織の結成などの歴史を経て、一九六〇年代後半以降は運動体としての性格を弱めた。〔現代日用新語辞典(1920)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例