陰文(読み)インブン

デジタル大辞泉 「陰文」の意味・読み・例文・類語

いん‐ぶん【陰文】

印章石碑・鐘・かなえなどに陰刻された文字。いんもん。⇔陽文

いん‐もん【陰文】

いんぶん(陰文)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「陰文」の意味・読み・例文・類語

いん‐もん【陰文】

〘名〙 印章または鐘、鼎(かなえ)の銘などの、彫りくぼめた字形
[補注]一説に、上古の中国では、印を紙の上におさないで、土泥(どろ)や蝋(ろう)の上におしたので、印章のくぼみは逆に突起して現われたところから、現在とは反対に、字形を高くほったものをいうとする。

いん‐ぶん【陰文】

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普及版 字通 「陰文」の読み・字形・画数・意味

【陰文】いんぶん

凹文の印。

字通「陰」の項目を見る

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