雪下駄(読み)ユキゲタ

デジタル大辞泉 「雪下駄」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐げた【雪下駄】

雪国で冬に用いる、すべり止めの金具を打った下駄 冬》
[類語]下駄足駄駒下駄ぽっくり朴歯日和下駄高下駄庭下駄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雪下駄」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐げた【雪下駄】

〘名〙 雪の多い地方で冬季に用いる滑り止めのついた下駄。《季・冬》 〔風俗画報‐一八四号(1899)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の雪下駄の言及

【下駄】より

…わらや竹皮,籐,シュロなどを草履に編んで表につけたものが表付き下駄。浅雪の歩行にはく雪下駄は,歯の間が下に広がった台形や三角形をしており,雪が残らないようになっている。差歯下駄のうち,歯の高い二枚歯のものを足駄(関西では高下駄)といい,樫歯であったが,ホオを歯としたものは朴歯下駄(厚歯下駄)という。…

※「雪下駄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」