願主(読み)ガンシュ

デジタル大辞泉 「願主」の意味・読み・例文・類語

がん‐しゅ〔グワン‐〕【願主】

《「がんじゅ」とも》神仏に願をかける当人。ねがいぬし。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「願主」の意味・読み・例文・類語

がん‐しゅ グヮン‥【願主】

〘名〙 (「がんじゅ」とも) 善根功徳を積もうという願いで、仏像仏寺を建立したり、経典法衣供養などを発願した本人本願主(ほんがんしゅ)。ねがいぬし。
解深密経‐巻五跋‐天平勝宝元年(749)一〇月二一日「願主近事瑜行知識并弐拾壱人」
千載(1187)離別・四八八・詞書「かの国の願主(グヮンジュ)別れ惜しみけるに」

ねがい‐ぬし ねがひ‥【願主】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android