鳥居峠(群馬・長野)(読み)とりいとうげ

百科事典マイペディア 「鳥居峠(群馬・長野)」の意味・わかりやすい解説

鳥居峠(群馬・長野)【とりいとうげ】

群馬・長野県境の峠。標高1362m。北の四阿山(あずまやさん)と南の小在池(こざいけ)山の鞍(あん)部で,大笹街道(現在の国道144号線)が通じ長野盆地から関東への近道として古来重要であった。江戸時代には江戸との往来が増し,扱い荷をめぐる争いもあったが,油荷の通行が多かったことから,油峠とも称された。上信越高原国立公園中のハイキング地。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android