20世紀西洋人名事典 の解説
É.ジャン・マリー ステファン
Édouard Jean Marie Stephan
1837 - 1923
フランスの天文学者。
元・マルセイユ天文台長。
1862年パリ天文台に入職し、観測法の勉強をする。1865年学位を取得。1866年マルセイユ天文台の運営と設備を担当し、1873年台長となる。1879年マルセイユ大学教授も兼務し、1907年引退。星雲の位置決定をはじめとする掃天観測がその研究の中心で、「ステファンの五つ子」を含む350個ほどの星雲を発見。その他、電話を利用したアルジェ、マルセイユ、パリ間の経度差の測定や輝星の視直径の測定などでも尽力した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報