氷やドライアイスなどで冷蔵するための携帯用箱形容器。上蓋(うわぶた)開閉式で、外箱、内箱とも合成樹脂のものが多く、断熱材にはポリウレタンや発泡(はっぽう)スチロールなどが使用されている。容量は4リットルから40リットルぐらいまである。保冷能力は氷量に比例するが、容量や製品によっても多少異なる。たとえば一般によく利用される20~25リットルのものは、4キログラムの氷を入れて40℃の場所に放置した場合、ケース内下部の温度が5℃以下に保たれるのは、平均して20時間くらいである。また、氷のかわりにドライアイスを使うと、保冷時間は約2倍になり効果的であるが、ドライアイスの温度は零下70℃以下と極端に低いため、直接飲食物を接触させると凍ってしまうので注意を要する。従来はもっぱら釣り用として利用されていたが、最近はピクニックやハイキングなどのレジャー用としても、広く利用されるようになった。
[正木英子]
立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...