百科事典マイペディア 「あいの風とやま鉄道」の意味・わかりやすい解説 あいの風とやま鉄道[株]【あいのかぜとやまてつどう】 倶利伽羅(くりから)(石川県)〜市振(いちぶり)(新潟県)間100.1kmを運行する第三セクター鉄道。2012年7月設立。北陸新幹線の延伸に伴い,JRから経営分離される並行在来線の北陸本線のうち主に富山県区間を引き継ぎ,2015年3月営業開始。同じく並行在来線を引き継いだIRいしかわ鉄道とは倶利伽羅で,えちごトキめき鉄道とは市振で接している。倶利伽羅では全列車がIRいしかわ鉄道と相互に直通運転するのに対し,えちごトキめき鉄道へは市振より手前の泊で大半の列車が折り返し,泊〜市振間はほとんどの列車がえちごトキめき鉄道のディーゼルカーで運行される。また,高岡ではJR城端(じょうはな)線・氷見線と,富山ではJR高山本線とも接続し,このうち城端線には一部高岡〜富山間を直通してくる列車がある。本社富山県富山市,2014年資本金40億円。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by