ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アイプ・ロシディ」の意味・わかりやすい解説
アイプ・ロシディ
Ajip Rosidi
インドネシアの詩人,作家,文学評論家。 13歳から文筆に親しみ,詩,小説,戯曲,評論などをインドネシア語と出身地のスンダ語の両方で多数発表している。 1956年と 58年の2回,詩と短編集『老後の日のための家』 Sebuah Rumah Buat Haritua (1957) で国民文学賞受賞。スンダの古典や民話をインドネシア語に移した作品も多い。文学評論の分野では『インドネシア文学史概説』 Ichtisar Sedjarah Sastra Indonesia (69) ほかがある。文学関係の出版社「プスタカ・ジャヤ」社長,インドネシア出版協会会長,文芸誌『ブダヤ・ジャヤ』編集長などをつとめる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報