20世紀西洋人名事典 「アイリーンクラール」の解説
アイリーン クラール
Irene Kral
1932.1.18 - 1978.8.15
歌手。
シカゴ(イリノイ州)生まれ。
ロイ・クラールの妹で1948年ジェイ・バークハート楽団やチャビー・ジャクソンなどの楽団を経て、タトル・テイルズに参加し、’55年ソロ歌手となる。’57年メイナード・ファーガソン楽団やスタン・ケントン、シェリー・マンのコンボで歌い、その後一時引退生活を送るが、’74年ウディ・ハーマン楽団のアラン・ブロードベントと組んでカムバック、積極的に活動し’77年には初来日してライブ・レコーディングをする。同年8月母に捧げるアルバムの録音が最後となり、’78年ガンのためこの世を去る。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報