スタンケントン(読み)すたんけんとん

20世紀西洋人名事典 「スタンケントン」の解説

スタン ケントン
Stan Kenton


1912.2.19 - 1979.8.25
米国のジャズ作曲家,ピアノ奏者,指揮者。
カンザス州ウィチタ生まれ。
本名Stanley Newcomb Kenton。
別名Stanley Kenton。
1941年楽団を結成。現代音楽の手法を導入し、’43年新感覚の作品「アーティストリー・イン・リズム」で人気を得る。その後も意欲的に活動し、プログレシッブ・ジャズと呼ばれるスタイルを生み、白人モダン・ジャズの根幹確立。ルゴロなど多くの作・編曲者を起用し、ウディ・ハーマン楽団と人気を二分し、50年代のモダン・ビッグ・バンド・ジャズ界をリード。代表作として「近代音楽改革」、「ケントンエラ」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「スタンケントン」の解説

スタン ケントン

生年月日:1912年2月19日
アメリカのジャズ楽団指揮者,作曲,編曲家
1979年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のスタンケントンの言及

【ジャズ】より

…〈モダン・ジャズmodern jazz〉という言葉で呼ばれるようになったのもこのころであった。一方,東のウディ・ハーマンWoodrow(Woody) C.Herman(1913‐87),西のスタン・ケントンStanley(Stan) N.Kenton(1912‐79)といった白人リーダーは,ともにビッグ・バンドにバップの要素をとりいれて演奏し,若い有能な白人プレーヤーを育成して人気を得た。50年6月,朝鮮戦争の勃発とともにその兵站(へいたん)基地となったロサンゼルスは好況にわいた。…

※「スタンケントン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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