アウ火山
あうかざん
Gunung Awu
インドネシア北東部、サンギヘ島の活火山。標高1320メートル。玄武岩質、安山岩質で、山腹の火口湖でも噴火する。1640年以降しばしば噴火し、爆発、泥流、熱雲で多くの惨害を出した。死者は、1711年約3200人、1812年約1000人、1856年約2800人、1892年約1500人、1966年約90人などである。
[諏訪 彰]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内のアウ火山の言及
【サンギヘ[諸島]】より
…いずれも火山島で,地形は山がちである。主島は最大のサンギヘ島で,しばしば噴火したアウ火山(1860m)がそびえる。諸島の住民はスラウェシ北部と同じく[ミナハサ族]を主とし,キリスト教化されている。…
※「アウ火山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 