山川 世界史小辞典 改訂新版 「アシュヴァゴーシャ」の解説
アシュヴァゴーシャ
Aśvaghoṣa
生没年不詳
漢訳では馬鳴(めみょう)という。インドの詩人,劇作家。ガンダーラの生まれ。クシャーン朝カニシカ(1世)のときに活躍したといわれ,広い学識を持った仏教徒。ブッダの生涯と教義を述べた叙事詩『ブッダの生涯』,アーナンダが美しい妻への愛を断ってブッダの弟子となったことを描いた戯曲『サウンダラーナンダ』などをつくった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報