旺文社世界史事典 三訂版 「アジア極東経済委員会」の解説
アジア極東経済委員会
アジアきょくとうけいざいいいんかい
Economic Commission for Asia and the Far East
1947年に設立。アジア極東諸国の経済発展と経済協力の促進を目的とし,域内27か国,域外のフランス・オランダ・ソ連・アメリカ・イギリスの5か国,計32か国で構成された。そのほか,準加盟国として香港・ブルネイ・ニューギニアなど。本部はタイのバンコクに置かれ,日本は1954年に加盟。1974年の第30回総会で,名称はESCAP (エスカツプ) (Economic and Social Commission for Asia and the Pacificアジア太平洋経済社会委員会)に変更された。1997年現在,ESCAPは域内47か国,域外ではアメリカ・イギリス・フランス・オランダの4か国,その他準加盟国・地域で構成される。
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