アター・ベグ(その他表記)Atābeg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アター・ベグ」の意味・わかりやすい解説

アター・ベグ
Atābeg

イランセルジューク朝王族の子弟養育を委託された諸侯に対する称号。トルコ語の ata (父) と beg (遊牧諸侯の称号) の合成語であるが,その起源は不明確。大セルジューク朝の統一の崩壊とともに彼らは諸地方に分立したセルジューク諸朝内においてスルタンを押えて実権を掌握するようになり,12世紀なかば頃より,その多くが独立した政権を樹立するにいたった。アゼルバイジャンエルディグズ朝モスルザンギー朝ファールスサルグル朝などがそれで,これらはアター・ベグ朝と総称される。なお,アター・ベグの称号はその後ホラズム・シャー朝マムルーク朝においても用いられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む