デジタル大辞泉 「アツィナナナの雨林」の意味・読み・例文・類語 アツィナナナ‐の‐うりん【アツィナナナの雨林】 《Forêts humides de l'Atsinanana》マダガスカル東部の森林。同国北東部から南東部にかけて、標高2500メートルを超える山地から海岸まで、熱帯林が広がり、キツネザルをはじめとする絶滅危惧種が生息。中でも多様な動物相・植物相を備える六つの国立公園が、2007年に世界遺産(自然遺産)に登録されたが、密猟などの増加のため2010年より危機遺産。[補説]登録の対象となった国立公園は以下の通り。アンドハヘラ国立公園、アンドリンギトラ国立公園、マロジェジ国立公園、マスアラ国立公園、ラヌマファナ国立公園、ザハメナ国立公園の6か所。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例