《Parc national de Zahamena》マダガスカル東部にある国立公園。トゥアマシナの北西約70キロメートルに位置する。標高1500メートルを超える山地を中心に雨林が広がり、多くの谷が刻まれる。インドリやアイアイをはじめとするキツネザルが生息するほか、絶滅の危機に瀕するマダガスカルメンフクロウ、マダガスカルヘビワシをはじめ、同島固有の鳥類の宝庫として知られる。2007年に同国東部のマスアラ国立公園など六つの国立公園とともに、「アツィナナナの雨林」の名称で世界遺産(自然遺産)に登録された。