アッサブ(読み)あっさぶ(英語表記)Assab

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アッサブ」の意味・わかりやすい解説

アッサブ
あっさぶ
Assab

エリトリア南東部、マッサワと並ぶ紅海沿岸の港町。人口5万(1992)。1960年代初頭に開港。1万トン級の船数隻の収容能力をもち、倉庫5万平方メートル、精油工場もある。エチオピアの首都アディス・アベバからデシエを通りアッサブ港に至る850キロメートルの自動車道路は、重要な経済道路として1950年代末に完備し、貨物自動車バス往来が頻繁である。

[諏訪兼位]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アッサブ」の意味・わかりやすい解説

アッサブ
Assab

別綴 Aseb。エリトリアの港町。アスマラ南東約 490km,紅海のアッサブ湾にのぞむ。 1882年アフリカ初のイタリア植民地となった。 1952年以降輸出港として発展アジスアベバハイウェーで結ばれる。製塩,精油所がある。人口3万 9569 (1989推計) 。

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