あっぱ

精選版 日本国語大辞典 「あっぱ」の意味・読み・例文・類語

あっぱ

  1. 〘 名詞 〙
  2. 幼女八丈島でいう。
    1. [初出の実例]「愛女(ひさうむすめ)をあっはと称へ、〈略〉蚕の神をてらと申侍り。みなこの嶋の方言なり」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)後)
  3. 男の子をいう。
    1. [初出の実例]「何にせえ、あっぱが出来て仕合せなこんだなあ」(出典:歌舞伎・宝莱曾我島物語(島の徳蔵)(1870)四幕)
  4. 母親をいう。〔風俗画報‐一一六号(1896)〕
  5. 妻をいう。〔物類称呼(1775)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 徳蔵 名詞 実例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む