アドルフスプルング(その他表記)Adolf Sprung

20世紀西洋人名事典 「アドルフスプルング」の解説

アドルフ スプルング
Adolf Sprung


1848 - 1909
ドイツ気象学者。
元・ポツダム気象地磁気観測所所長
ペルレベルグ付近クライノフ生まれ。
薬剤師を志していたが、ライプツィヒ大学物理化学を学び、ウィーデマン教授の勧めにより気象学を専攻した。1876年からハンブルク海洋気象台に属し天気予報を行っていたが、台長要請で著した気象学の教科書が広く読まれ影響を及ぼした。その後ベルリン気象台を経て、1892年からポツダム気象地磁気観測所の所長となった。また、自記水銀気圧計や自動測雲写真儀などさまざまな気象観測機器の開発も試みた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む