20世紀西洋人名事典 「アドルフレッテ」の解説
アドルフ レッテ
Adolphe Retté
1863 - 1930
詩人。
1887年頃からパリの文壇で活躍した象徴派の詩人。1889年第二次「ヴォーグ」誌を発刊、1892年からは「エルミタージュ」に協力した。1894年パリからゲルマント、フォンテーヌブローに移転した後新しい詩風を展開。主な作品に、「夜の鐘」(1889年)、「森の中で」「象徴主義。挿話と思い出」(1903年)、「悪魔から神へ」(’07年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報