精選版 日本国語大辞典「挿話」の解説
そう‐わ サフ‥【挿話】
〘名〙
※三浦右衛門の最後(1916)〈菊池寛〉「その報知の挿話として〈略〉早くも主君を捨てて逐電したと云ふ事が添へられた」
② その人柄などを具体的にあらわすような、その人の言動についてのちょっとした話。エピソード。
※或る女(1919)〈有島武郎〉前「何処かでうろ覚えにしたクレオパトラの挿話(サフワ)を思ひ出してゐた」
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