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あない(読み)アナイ

デジタル大辞泉 「あない」の意味・読み・例文・類語

あない

[形動]関西四国地方などで)あんな。あのよう。「ようあないなことが言えるな」
[類語]あんなああいうあのようああ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「あない」の意味・読み・例文・類語

あない

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 あのよう。多く「あないな」「あないに」の形で用いられるが、「あない」だけで副詞的にも用いられる。
    1. [初出の実例]「飛蛍あないな尻は生れつき〈西吟〉 栄螺のからは野辺のすて菴〈西鶴〉」(出典:俳諧・西鶴五百韻(1679)何鞠)
    2. 「よふあないいへるナア」(出典:洒落本・睟のすじ書(1794)五貫目つかひ)

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