あない(読み)アナイ

精選版 日本国語大辞典 「あない」の意味・読み・例文・類語

あない

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 あのよう。多く「あないな」「あないに」の形で用いられるが、「あない」だけで副詞的にも用いられる。
    1. [初出の実例]「飛蛍あないな尻は生れつき〈西吟〉 栄螺のからは野辺のすて菴〈西鶴〉」(出典:俳諧・西鶴五百韻(1679)何鞠)
    2. 「よふあないいへるナア」(出典:洒落本・睟のすじ書(1794)五貫目つかひ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む