アニオン活性剤(読み)アニオンかっせいざい(その他表記)anionic activator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アニオン活性剤」の意味・わかりやすい解説

アニオン活性剤
アニオンかっせいざい
anionic activator

界面活性剤の一つで,陰イオン活性剤ともいう。表面・界面張力低下,乳化,洗浄分散潤滑,起・消泡などの作用界面活性と呼ぶが,全般にアニオン活性剤はすぐれた作用を発揮し,広く乳化剤,洗浄剤分散剤などとして使われている。石鹸スルホン酸硫酸エステルなどはその代表例。うち石鹸は硬水や酸などに安定性を欠き,スルホン酸は安定性がまさっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む