改訂新版 世界大百科事典 「アヌーシュティギーン」の意味・わかりやすい解説 アヌーシュティギーンAnūshtigīn生没年:?-1097 ホラズム・シャー朝の創設者。アフガニスタンの北部の出身。奴隷として購入され,セルジューク朝の宮廷で〈手洗いの水盤持ち(タシュトダール)〉を務める。1077年にマリク・シャーによってホラズム地方の軍政府総督(シャフナ)に任命され,しだいに独立的傾向を強めた。その子クトゥブ・アッディーンにいたってホラズム・シャー(〈ホラズム王〉の意)を自称するようになった。執筆者:清水 宏祐 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by