アファナシエヴォ文化(その他表記)Afanas'evo

山川 世界史小辞典 改訂新版 「アファナシエヴォ文化」の解説

アファナシエヴォ文化(アファナシエヴォぶんか)
Afanas'evo

前3千年紀~前2千年紀初め,南シベリアに広がった銅石器時代の文化。ミヌシンスク盆地,アファナシエヴォ山近くの古墓群から命名。北アジアで最初の金属製品である銅器(ただしナイフ,装飾品程度)がつくられた。おそらく西方からの影響で牧畜農耕が始まったが,狩猟採集も重要であった。直径15m以内の小さくて低い積石塚(つみいしづか)の下に,1~2基の墓穴がある。土器主流は尖底(せんてい)から平底(ひらぞこ)に移行した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む