デジタル大辞泉 「アブダット」の意味・読み・例文・類語 アブダット(Avdat) イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある都市遺跡。ナバテア人によって建設され、紀元前3世紀から前2世紀にかけて乳香や没薬もつやくなどの交易によって栄えた。古代ローマ、東ローマ帝国時代の浴場や神殿などの遺跡が見られ、現在は国立公園に指定されている。ネゲブの都市遺跡ハルザ、マムシト、シブタに加え、六つの城塞および隊商宿などが、2005年に「ネゲブ砂漠の香の道と都市群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。アブダト。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例