アブドアッラーフアンナディーム(その他表記)`Abd Allāh al-Nadīm

改訂新版 世界大百科事典 の解説

アブド・アッラーフ・アンナディーム
`Abd Allāh al-Nadīm
生没年:1843-96

エジプトのジャーナリスト,啓蒙家。アフガーニーの影響を受け,その優れた筆と弁舌を駆使して1880年代初期の民族運動の高揚に寄与した。《タリーク》紙,次いで《タンキート・ワタブキート》紙において,エジプトのヘディーウ(副王)および西欧の支配に対決するアラービー運動を積極的に支援した。反乱鎮圧後数年の沈黙を経て《ウスターズ》紙を発刊。〈真の農民〉と称された彼の農民の心情および現実についての理解や,その反西欧愛国主義は圧倒的な大衆の支持をえ,同紙の社会的影響力の大きさにイギリス占領当局は彼を国外追放にした。
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