アムリウス(その他表記)Amulius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アムリウス」の意味・わかりやすい解説

アムリウス
Amulius

ローマの建国伝説の人物。ラテン都市アルバの王プロカの子で,父の死後,兄のヌミトルの権利を剥奪して,同市の 15代目の王となり,ヌミトルの息子たちは殺し,娘のレア・シルウィアは処女を保たなければならないウェスタの巫女にして,ヌミトルの子孫の復讐を受けないよう万全の予防策を講じた。しかしレアはマルス神の種によってロムルスとレムスを産み,アムリウスがティベル川に捨てさせたこの双子は奇跡的に助かり,成長して自分たちの素性を知ると,アムリウスを殺してヌミトルをアルバの王位につけ,自分たちはローマを建設した。

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世界大百科事典(旧版)内のアムリウスの言及

【ローマ神話】より

…
[ローマ建国伝説]
 ユルスから数えて13代目に当たるアルバ・ロンガの王プロカProcaに2子があった。兄ヌミトルNumitorは弟アムリウスAmuliusにより王位を簒奪(さんだつ)される。ヌミトルの男児は殺され,娘レア・シルウィアRhea Silviaは純潔保持を課せられるウェスタの巫女にされるが,マルス神によってみごもり,双子を生む。…

※「アムリウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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