アメリカ大使館同時爆破事件(読み)アメリカたいしかんどうじばくはじけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アメリカ大使館同時爆破事件
アメリカたいしかんどうじばくはじけん

1998年8月7日,ケニアの首都ナイロビとタンザニアの首都ダルエスサラームのアメリカ大使館付近で,ほぼ同時刻に爆弾テロが発生した事件。これにより両国合せて約 260人が死亡,5000人以上が負傷した。アメリカ政府はサウジアラビア出身のイスラム原理主義過激派指導者オサマ・ビン・ラディンの組織による犯行と断定し,20日,ラディンの潜伏先であるアフガニスタンの活動拠点6ヵ所と,化学兵器を製造していたとしてスーダンハルツームにあるラディン所有の薬品工場を巡航ミサイルで攻撃した。これに対しラディンは報復措置をとると発表,スーダン政府も事実誤認による不当な攻撃だとしてアメリカを非難し,国連調査団の派遣を求めた。

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