アメント(その他表記)Ament

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アメント」の意味・わかりやすい解説

アメント
Ament

エジプトの女神。アメントとは「西方の」を意味する形容語。起源的には,下部エジプト西方のリビア郡の女神。のちに西方が地下界を意味するものとされると,この西方の女神は死者を迎える冥界の女神となった。同様の役割をする神としてヌト,ハトル,ネイトなどがある。砂漠の入口の彼岸界への門のところで,その宿り場所である木陰から半身を現して死者たちを迎え,パンと水を差出す図がしばしばみられる。頭上にだ鳥の羽を1本,あるいはだ鳥の羽と1羽のたかを載せた姿で表現されている。

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