知恵蔵mini 「ありよりのあり」の解説 ありよりのあり 「あり」か「なし」かの二者択一で是非を示す際に、全面的に「あり」であるという肯定の意味で用いられる若者言葉。断定を避ける「ぼかし表現」の一つと考えられ、派生語に、肯定の意思を示しながらも全面的に肯定はしない「なしよりのあり」、否定の意思を示しながらも全面的に否定はしない「ありよりのなし」、全面的に否定の意味で用いられる「なしよりのなし」がある。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を中心に使われ始め、テレビ番組で用いられたことを機に、2016年頃より使用が広がったとみられる。 (2018-5-15) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報