アルチニー石(読み)アルチニーせき

最新 地学事典 「アルチニー石」の解説

アルチニーせき
アルチニー石

artinite

化学組成Mg2(CO3)(OH)2・3H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群C2,格子定数a1.656nm, b0.315, c0.622, β99°9′,単位格子中2分子含む。針状・繊維状結晶の放射状集合。白色,透明,ガラス~絹糸光沢。劈開{100}に完全,{001}に良好。硬度2.5, 比重2.02。薄片では無色,屈折率α1.488, β1.534, γ1.556, 2V(-)70°。希塩酸で溶け発泡する。蛇紋岩の空隙に水苦土石・パイロオーロ石などマグネシウムを主成分とする鉱物に伴ってふつうに産する。名称はイタリア人鉱物学者E.Artini(1866~1928)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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