アルトゥル・ルドルフハンチ(英語表記)Arthur Rudolf Hantzsch

20世紀西洋人名事典 の解説

アルトゥル・ルドルフ ハンチ
Arthur Rudolf Hantzsch


1857.3.7 - 1935.3.14
ドイツ化学者。
元・チューリヒ工業大学教授,元・ヴュルツブルク大学教授,元・ライプチヒ大学教授。
ドレスデン生まれ。
ドレスデン工芸学校やヴュルツブルク大学で化学を学ぶ。1885年チューリヒ工業大学教授を経て、1893年ヴュルツブルク大学教授、1903年ライプチヒ大学教授を歴任する。チアゾールなどを扱う純粋有機化学の研究の後、有機化合物の物理的性質関心を持ち、吸収スペクトル電気伝導度、物理化学的方法を研究に用いる。又、バンベルガーなど多くの化学者と論争を行ったことで知られる。主著は「Grundriss der Stereochemie」(1893年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android