20世紀西洋人名事典 「アルバートブーリ」の解説
アルバート ブーリ
Alberto Burri
1915 -
イタリアの画家。
ベルージア近郊チッタ・ディ・カステルロ生まれ。
医者であったが第二次大戦中にアメリカ軍の捕虜となり、収容所で絵を描き始め、1945年にイタリアに戻り、画家として出発した。’51年にグループ「オリジネ」を結成し、板、布、金属などをちぎって画面に張るコラージュの作品で知られ、’60年代はプラスティックを熱で処理する手法に変わった。代表作は「ロッソ・プラスティカ」(連作)などである。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報