現代外国人名録2016 「アルパチーノ」の解説
アル パチーノ
Al Pacino
- 職業・肩書
- 俳優
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1940年4月25日
- 出生地
- ニューヨーク市イーストハーレム
- 本名
- Pacino,Alfredo James
- 学歴
- パフォーミングアーツ高校中退
- 受賞
- アカデミー賞主演男優賞(第65回,1992年度)〔1993年〕「セント・オブ・ウーマン」,オビー賞〔1968年〕「The Indian Wants the Bronx」,トニー賞(助演男優賞)〔1969年〕「Does a Tiger Wear a Necktie?」,ゴールデン・グローブ賞(主演男優賞,第31回,1973年度)「セルピコ」,トニー賞(主演男優賞)〔1977年〕「The Basic Training of Palvo Hummel」,アメリカン・コメディ賞(第5回)〔1991年〕「ディック・トレイシー」,ゴールデン・グローブ賞(主演男優賞,第50回,1992年度)「セント・オブ・ウーマン」,日本映画批評家大賞(外国男優賞)〔1993年〕「セント・オブ・ウーマン」,ベネチア国際映画祭特別功労賞(第51回)〔1994年〕,トニー賞〔1996年〕,ボストン映画批評家協会賞(主演男優賞)〔1998年〕「フェイク」,ゴールデン・グローブ賞(セシル・B.デミル賞,第58回,2000年度),ゴールデン・グローブ賞(テレビミニシリーズ男優賞,第61回,2003年度)〔2004年〕「Angels in America」,エミー賞(ミニシリーズ男優賞)〔2004年〕「Angels in America」,AFI生涯功労賞〔2007年〕,ベネチア国際映画祭監督ばんざい!賞(第68回)〔2011年〕
- 経歴
- シシリア移民の子。高校中退後、ハーバート・バーコフ・スタジオを経て、1966年アクターズ・スタジオに入学。ボストンやニューヨークでいくつかの舞台を経験した後、’68年「The Indian Wants the Bronx」でオビー賞、’69年「Does a Tiger Wear a Necktie?」でトニー賞を受賞してニューヨーク劇壇で注目を浴びた。映画には’69年「ナタリーの朝」の端役でデビュー。’71年「哀しみの街かど」で初主演。’72年「ゴッドファーザー」でマイケル・コルレオーネに扮してアカデミー賞助演男優賞にノミネート以後、’73年「セルピコ」、’74年「ゴッドファーザーRART2」、’75年「狼たちの午後」、’79年「ジャスティス」でそれぞれアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、秀作、話題作でアクの強い演技を見せた。’85年以後、しばらく舞台に専念するが、’89年「シー・オブ・ラブ」で映画に復帰。’92年には「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」でアカデミー賞主演男優賞など受賞し、演技派としての地位を確立。他の映画出演作に「スケアクロウ」(’73年)、「クルージング」(’79年)、「スカーフェイス」(’83年)、「レボリューション」(’85年)、「ディック・トレイシー」(’90年)、「ゴッドファーザーPart3」(’90年)、「摩天楼を夢みて」(’92年)、「ヒート」(’95年)、「インサイダー」「エニイ・ギブン・サンデー」(’99年)、「インソムニア」(2002年)、「ヴェニスの商人」(2004年)、「オーシャンズ13」(2007年)、「ボーダー」(2008年)など。一方、1992年ブロードウェイで「サロメ」と「チャイニーズ・コーヒー」に主演し絶賛される。「アル・パチーノのリチャードを探して」(’96年)、「フェイク」(’97年)など監督・主演作品も多数。2006年自伝「アル・パチーノ」(ローレンス・グローベルとの共著)を出版。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報